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メールマガジン 湯けむり通信 [2016年01月26日]
第766号 市場減退後の温浴開発

┏┏┏  週刊 メルマガ湯けむり通信 2016年1月26日
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┏   ●2319部発行●  http://www.u271.com

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  今週のCONTENTS
●コンサルタントの視点
 『市場減退後の温浴開発』

●ゆるるん入浴記 更新情報

●編集後記
 『温浴チーム 高橋の高貴な後記!』

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┏┏  ■コンサルタントの視点
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こんにちは、温泉・温浴経営コンサルタントの相良(さがら)です。

今年はまだ1月ですが、やはり開発の話が多いと断言できます。
今年から来年にかけて
温浴施設がこの数年間よりも多く開業するだろうと思っていますが、
そんな中、気になることがあります。
もう10年以上前の2005年前後、大型施設が次々とオープンし、
温浴業界は新規開発ラッシュでした。それらの施設は今どうか?

この1年間は重油が著しく値下げされた為に
一息つけている温浴施設は増えたでしょう。
しかし極論を言えば一部を除いて少なからず軒行が「苦労している」、
あるいは「意外と儲からない商売」と認識しているかもしれません。
競合施設が増えたり、顧客の価値観が多様化したりしたため、
かつてのような潤沢な利益は望めなくなっています。
今年2016年も開発は多いですが、
数年後に結局はかつてと同じような状況になりはしないかと危惧しています。

課題ともいうべきこの状況に対し、結論はとてもシンプルです。
「一度作ったら終わり」のような装置産業的な発想の温浴施設ではなく、
今後の時流変化や環境変化に対応できるような施設をつくることです。
具体的には床面積が200坪程度の小さな施設を開発する、
または小型施設でなくとも浴場のつくりがお客様に飽きられないような工夫をこらす、
あるいは今や重要事項となったWeb上での情報発信を容易にするような
内装や空間を持っておく、などがあげられます。

小さな施設は、長い年月の間に多少売上が落ちても
新サービスを付加することで息を吹き返します。
新サービスが例え年間1000万円程の売上だったとしても、
事業規模を考えると利益が確保されやすいと言えます。

お客様に飽きられない浴場は、映像・動画や光の演出、
壁画や音楽、香りといった要素を盛り込むことで可能になります。
装置産業でありながら、短期間に浴場イメージを低コストで変えられる事が秘訣です。
飽きられたら客数と売上は減る、という大原則に照らして考えれば、
説明の余地はないと思います。

情報発信はもはや誰にも平等な時代です。
しかも発信ネタは装置ではなく情報そのものです。
時流適応には大変適しており、テレビや新聞、雑誌だけではなく、
Web上で思う存分に施設情報をアピールすべきです。
ただこれにはコツやポイントがあり、Webを活用する以上、
情報が拡散されやすくなる最大のポイント、
つまり「インパクトのある画像・動画」を生み出せる施設が求められます。
そのためには設計段階から空間・レイアウトをそれなりに意識しなければなりません。

再びラッシュがはじまっている開発。
もう10年前のそれとは求められる内容は違っています。
施設規模800坪や1000坪といった大きさが重要ではなく、
むしろここまで書いてきたように開業後に時流にあわせて変化できるかどうか、
という視点が最重要なのです。

温浴に限らず日本全体の市場が縮小に向かっています。
だからこそ事業に成算性をもたせるために、
温浴事業を装置産業的にとらえるだけでなく、
「変化させる」という概念を根底に置き、
新しい温浴施設をつくっていくべき時代だと思います

(さがら ゆうじ)。




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     ◆ゆるるん入浴記 ご紹介◆
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毎週木曜日に更新しています!
ぜひお読みください。

◇1月21日
 『タイミング』←NEW!

◇1月14日
 『2016年 どうぞよろしくお願いします。』

◇12月24日
 『2015年 まとめ』

◇12月3日
 『年末年始の大幅アップ!その前に!』

◇11月24日
 『開発の前にやっておきたいこと』


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【 編 集 後 記 】「高橋の高貴な後記!」

こんにちは。
先日2016年度の本屋大賞ノミネート作品が
発表されましたね。
個人的には「お風呂+読書」の組み合わせが好きなのですが、
最近ではお風呂で読書ができる防水ブックカバーも発売されているようですね。
まだまだ知らない便利グッズがたくさんあるのだろうと感じた今日この頃です。

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        [週刊 メルマガ湯けむり通信]
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 編集長:高橋和
 発行所:株式会社船井総合研究所 温浴ビジネスチーム
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 TEL 03-6212-2223(直通)
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